日時:2016/08/21
フォーマット:スタンダード(タルキール龍紀伝~異界月)
大会形式:スイスドロー7回戦+SE1回戦

使用デッキ:黒赤バーン

メイン
4 凶兆の廃墟/Foreboding Ruins
1 ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium
9 山/Mountain
4 燻る湿地/Smoldering Marsh
4 沼/Swamp
1 燃え殻の瘦せ地/Cinder Barrens
23

4 騒乱の歓楽者/Bedlam Reveler
4 傲慢な新生子/Insolent Neonate
4 熱錬金術師/Thermo-Alchemist
12

4 癇しゃく/Fiery Temper
1 稲妻の斧/Lightning Axe
4 血管の施し/Alms of the Vein
4 集団的蛮行/Collective Brutality
4 集団的抵抗/Collective Defiance
4 焼夷流/Incendiary Flow
4 苦しめる声/Tormenting Voice
25

サイド
1 ゴブリンの闇住まい/Goblin Dark-Dwellers
3 稲妻織り/Weaver of Lightning
4 自傷疵/Self-Inflicted Wound
2 無害な申し出/Harmless Offering
4 悪魔の契約/Demonic Pact
1 溶岩との融和/Commune with Lava
15

●デッキ選択理由
下手を承知でバントを使う、当日朝起きてから組んだスゥルタイ現出を使う、バントを殺しにきた現出系のデッキを殺すために赤黒を使うの3択でした。
最終的には現地に居たゆずき君に3枚のリストから無作為に選んでもらって赤黒を使うことになりましたが、サイド後のバント以外は基本的にいい勝負ができます。

青赤でない理由としては、熱病の幻視で昂揚や現出のような大味なデッキには有利に立ち回れる分、バントに有効な攻撃方法が乏しく、数は減っているとはいえドロモカの命令をクリティカルに使われてしまいます。
今回はモダンシーズン中のRPTQであることから、前の環境からの引継ぎでバントが最大勢力であることに変わりがないだろうという予想から入っていたので、青赤はこの段階で除外し、黒赤の構築を始めました。
黒赤の利点は集団的蛮行です。バントの主要なクリーチャーの半分近くがタフネス2であり、マイナス修正テキストで落とせる範囲にあること。これは無私の霊魂もヴリンの神童、ジェイスも等しく落とせ、破壊不能の影響を受けず、それと同時に手札のドロモカの命令や集合した中隊、サイド後のカウンターを落とせます。
増呪コストも軽く、不要な土地や嵩張ったスペル、マッドネスのトリガーとしての運用が可能です。

サイド後は2プラン。バントに対しては除去追加。遅いデッキには悪魔の契約セット。特に白黒はエンチャントを消す手段が苦渋の破棄に頼っており、確実なアドバンテージを得られます。

●大会結果
R1 バント 〇×〇 
R2 ジャンド昂揚 ×〇〇
R3 バント ×× 2本ともキープすべき手札ではなかった
R4 バント 〇××
R5 赤緑ランプ 〇〇
R6 バント 〇××
R7 バント 〇〇

4-3で29位でした。三分の一に無調整のデッキで入れたのは満足だったのですが、事前に練習して入ればサイドボーディングもしっかりできたはずなので、悔いが残る大会に。

誤算があるとするならば、大会会場であったアノアデザインは非常にシングルカードの在庫に乏しく、穢れた療法や黄金夜の処罰者のようなカードを収拾するタイミングがなかった事。早くデッキを決めていればこんな事には。
稲妻織りをこの辺りのカードに変更できていたら勝率も違ってきたかもしれませんし、序盤のバントに対してのサイドボーディングも別なものにしていたでしょう。

とはいえ、今回のRPTQ参加は良い体験になりました。
RPTQの常連になることができるようになれば何かしら実績も見えてくるでしょうから、今はそれを目安にしようとおもいます。

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