リーダータイプ:ドラゴン

3 ブレイジングブレス
3 ベルエンジェル
3 ユニコーンの踊り手、ユニコ
3 ドラゴンナイト・アイラ
3 スカイドラゴン・エチカ
2 プリズンドラゴン
2 ドラゴンウォーリア
3 ゴブリンマウントデーモン
3 騎竜兵
3 ネプチューン
3 ダークエンジェル・オリヴィエ
3 ファフニール
1 サタン
2 ジェネシスドラゴン

□コンセプト
マナ加速して大型フォロワーを叩きつけて、相手の処理できるキャパシティを上回る事で勝利を目指します。
まどろっこしいアドバンテージ回復手段等は一切ないので、デッキの半分を5マナ以上の大型フォロワーを自力で引かねばならないためです。

□採用理由
・マナ加速
エチカ、アイラ、託宣の9枚。
今回EPを回復できるようになった事で、スカイドラゴ・エチカが非常に使いやすくなりました。後手4ターン目に進化して相手のスタッツ3以下を狩りながら次のターンに6マナ圏のアクションが取れるので、後手であればエチカさえあれば毎ターン進化してのビートダウンを敢行できます。
7マナ以上が12枚も入っている都合上、この9枚は固定枠です。

●低マナ域
・ブレイジングブレス
9+1の2アクション用と、序盤のクロック牽制。
こちらのフォロワーと進化を用いた殴り合いをする際に、細かな火力があるとかなり有利に働きますし、ベルエンジェルで受け流そうとしたり、守護に隠れたユニコを落としたり、細かに運用できます。

・ベルエンジェル、プリズンドラゴン
軽量守護枠。
アグロ系のデッキからのダメージを抑えたり、疾走をケアします。
プリズンドラゴンはデメリットとして攻撃できないので、3枚も入れるとダブついた時に相手に猶予を与える結果になりやすいので、2枚にしています。

・ユニコーンの踊り手、ユニコ
アグロの1/2や1/1といった細かいクロックへの牽制。
ファイアリザードは落とせるカードが減り、自身の2/1というサイズがよく足を引っ張りましたが、ユニコは2/2で殴り合いを許さないので、ライフ支出を抑えたいドラゴンに合っていると思います。
後半はゴブリンマウントデーモンやネプチューンの横に配すると生き残って活躍できます。

・ドラゴンウォーリア
進化を何度も行う本デッキで最も強化されたカードで、従来以上の活躍を見せます。
打点が4までしか伸びないので、進化によりサイズアップを中心にした攻めとは少しズレがあるので、減らして2枚の採用ですが、丁度良く感じます。

●高マナ域
・ゴブリンマウントデーモン
ドラゴンの5マナ域のカード弱いので。
進化しやすいと尚の事使いやすいのですが、対ロイヤルのツバキには注意。

・騎竜兵
ランプタイプのドラゴン不動の6マナ。
進化後の7/7というサイズと、続くターンに9マナ域を使えるため、ほぼ全てのデッキに対して攻めている状態を返す手段を奪えます。

・ネプチューン
ドラゴンの弱かった7マナ域であり、ジルニトラの上位互換とも言えるカード。
進化込みで5/5守護突進と4/4突進といったらイメージしやすいかと思いますが、実質的な突進持ち二体は盤面を制圧するのに十分です。
ネプチューン本体が守護を持つので、相手の後続も攻めにくくなります。
また、全てのオルカが進化するため、オルカや本体が非常にバウンスに対して強くなっています。オルカは2マナなので戻されたとして9マナあれば5/5と4/4二体に進化するため、エルフデッキの回帰が5マナのままだったとして、ネプチューン相手に盤面を制圧するのは簡単ではなかったでしょう。
ジルニトラより強いので3枚採用しました。

・ファフニール
ドラゴンはこれ3枚から。

・ダークエンジェル・オリヴィエ
ダークエヴォルブ発売前はみんな騒いでたのに、発売後は口を揃えてエルフエルフと。
さておき、オリヴィエは間違いなくランプデッキを強化しました。
ランプは序盤の攻めができない関係でよく大型フォロワーを無視してそのまま削りきられてしまっていました。それが、大型フォロワー全てが+2/+2と突進を持ったとすれば一大事です。
ほとんどのフォロワーがパワー5を超えてくるので、余所見するとすぐに10点オーバーを削り取られるので、処理の遅れを許しません。
また、進化で一度盤面のフォロワーを落として0:1交換をするため、除去で対処してもフォロワーで対処しても、1:2交換を強いられます。
通常であればEP2対3でその交換を行うのですが、オリヴィエを出す度にこれが3回増えるので、並のデッキでは耐えられません。
最初は2枚でしたが、あまりの強さに追加でクラフトして3枚にしてしまいました。その強さを是非体感してみて下さい。

・サタン
疾走とライフ回復できる大型がこれしかないので1枚。
オリヴィエからのサタンはさすがに酷い有様になります。

・ジェネシスドラゴン
疾走は欲しいけど、フォルテでは盤面に当てないといけない場面で脆いのと、ウィッチ相手の勝率が芳しくなかったので。
サタンに1枠使っているので、2枚のみ採用。ファフニールと合わせてこの比率が落ち着きます。

□見送ったカード
●ルシフェル
回復という意味で入れるよりは処理を迫って、処理できなければ13点というようなカードですが、エルフ相手に守護なしで進化しても殴るだけの8マナはあんまり。
8マナのタイミングでやる行動は現状だと
・騎竜兵+計4マナの行動
・騎竜兵+2マナの行動(手札のコスト軽減)
・ネプチューン+レイジングブレイズ
・ゴブリンマウントデーモン+計3マナの行動
・事前にコストを下げた9マナカード+レイジングブレイズ
・事前にコストを下げたジェネシスドラゴン
と幅広く、重要性を感じませんでした。

・オーディン
打点が低いのと、セラフラピス以外に出したい場面が少ないので圏外に。
アミュレットを対処するより、横のフォロワーを対処する方が現状では勝ちやすいかなと思いますが、今後のメタ次第になりそうです。

・竜の伝令
10マナ圏で使用した場合、9マナ以下でなければ即座に使えません。
事前にサーチすると、相手に有利なテンポを与えてしまいます。
また、サーチ先が常に有効とは限らないので予め使っておかないといけませんが、ただでさえ盤面を返していかなければならないランプにおいてそんな暇はありません。唯一のタイミングが託宣の次のターンの4マナや5マナの微妙なアクションの時にマナを使いきれるかもしれないといった程度です。
要は大型フォロワーのマナコストを1マナ余分に払っている(分割しているからわかり辛い)ので、普通に大型引いてきた方が強い事が多いです。



□マリガン基準
・必ずキープ
竜の託宣
ドラゴンナイト・アイラ

・後手で必ずキープ
スカイドラゴ・エチカ

・ロイヤル、エルフ、ヴァンパイア、ネクロマンサーの場合キープ
ユニコーンの踊り手、ユニコ
プリズンドラゴン
ドラゴンウォーリア(後手)

・ウィッチの場合キープ(どれか一枚)
ジェネシスドラゴン
騎竜兵
サタン

・ビショップの場合キープを悩むもの
ネプチューン

・ドラゴンの場合
マナ加速以外全てマリガン

□最後に
道筋がはっきりしていてデッキ自体は使いやすいのですが、ネクロマンサーとヴァンパイアに対して明確に有利とは言えませんし、超越ウィッチを相手取ると、除去が間に合うかどうかの際どいゲームになり、常勝とはいきません。
今現在流行のエルフやビショップに対して比較的強めに立ち回れます。そういったデッキに勝てないと悩んでいる方にお試し頂ければと思います。
なお全部クラフトすると33300ものエーテルが必要です。ご利用は計画的に。

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